ご縁があり、DXをテーマに幻冬舎ゴールドオンラインへ記事を寄稿する機会を頂きました。
DXを語るものが、自身の執筆プロセスを全くトランスフォームしていないとすると、「医者の不養生」のそしりは免れないと思い、新たなチャレンジをすることにしました。

①まずはメモ帳アプリを使用
 まず、手元のデバイスであるMacBookとiPhoneのメモ帳アプリで、音声入力も活用しながら執筆を進めました。iCloudを通じて同期されるのでスキマ時間を活用し、TPOに合わせ複数デバイスで作業を進められるのはやはり便利です。しかし、もちろん、この程度の事をDXと呼ぼうとしているわけではありません。

②FaceBookで呼びかけ
 目安、6割程度の仕上がりで、以下の様な投稿を実施。友達限定の投稿ながら、10名程度の多様性のある仲間たちが手を挙げてくれました。かなり久しぶりの方もいて、ご連絡頂き嬉しかったです☆

【緩募】
「DXを推進する人と組織の本質(仮)」 的な文章を、
とあるメディア向けの寄稿文として書いております。
5千字程度になりました。
推敲中のこの未公開文書にもしご興味ございましたら、是非、査読の上フィードバックを頂けたら有り難く、、、
若干名、コメントかメッセージでお知らせください☆
※予告なく締め切る可能性ございます。ご了承くださいませm(_ _)m

FaceBook投稿より


③Googleドキュメントに移行
 手をげていただいた皆様に現行を共有するために、メモ帳アプリからGoogleドキュメントにコピペし、共有用のURLをFaceBookのMessengerで送信しました。日曜日に完成を目指した作業時間を確保してあったので、前日の土曜日にフィードバックの依頼をかけつつ、返ってコメントやアドバイスを活用しながら、リアルタイムで執筆・編集を進めました。
 Googleドキュメント上にどんどんコメントが追加され、またMessengerでもフィードバックを受けながら、加筆・修正作業を同時進行する感覚は、あたかも同じ空間でワイガヤしながら、あるいはデスクの隣で同じ原稿を眺めながら相談するような状況に近く、とても楽しい時間でした。一人で悶々としている状態とは全く異なる執筆体験となりました。

④10名の仲間たちの集合知
 10名の皆様は、私と繋がってたDXに関心のある皆さまであることは共通しているものの、年齢、性別、バックグラウンドは様々で、とても多様性に富んだ皆様でした。DX推進の担当者や支援者の皆様はもちろん、執筆・出版経験のある方、編集経験のある方、コンサル経験のある方、新規事業推進担当者から人材開発専門家、あるいはエンジニア等々、本当に心強いメンバーが集まってくれてありがたかったです。
 それぞれ独自の確度からの「問い」を頂いたり、意味の通りづらいところをアドバイスしくれたり、全体の構成について意見をいただいたり、もちろん全てを取り入れるわけではないのですが、気づいていなかった沢山の事を教えて頂きましたこと、この場もお借りし、厚く御礼申し上げます。
 

⑤こんなのできました
 そして最終的に、幻冬舎ゴールドオンライン様の編集とタイトル付けが入り、この様な形で完成しました。
 https://gentosha-go.com/articles/-/48664
 
 こちら、Yahoo!ニュースにもご掲載頂いております。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/aca035f78bda7382b2dee7a5d7d90ac80964d13a

 至らぬ点がありましたら、その文責は全て当方に帰しますが、やはり対話的に仕事を進める事の楽しさを実感する豊かたプロセスでした。この様な仕事の進め方は、普段一緒に働いているメンバーとは行っているものの、オープンなばであっても十分に適応できるのだなと新たな発見に繋がりました。
 
以上が、孤軍奮闘になりがちな執筆活動を、デジタル技術と集合知を活用した対話的・創造的な営みへとトランスフォームした「執筆DX」のプロセスでした。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
宮木俊明