インプットは読書に限られるわけではなく、
日常生活や、仕事等の実体験を通じて得られた学びや気付き、
映画や他愛もない会話からだって多くのインプットがある。
もちろん、インターネットやTVのニュース、新聞からも
多くの情報がインプットできる。
しかし、インプットの典型はやはり読書だと思っていて、
 読書の利点いついてはここに書ききれないほど沢山あると感じている。
例として、私は特に以下の様な点が気に入っている。
・知識が体系的に整理されている
 (同じ量をネットから得ようとすると検索時間がバカにならないし、網羅性を確認する術もない)
・低コスト
 (セミナーや大学の授業等と比較すると圧倒的に安く同等の知識が得られる)
・電源不要で場所を選ばない
 (私は通勤電車を利用している)
以下の書評も参考になるかもしれない。
さて、このブログでは
 「インプット⇔アウトプット」
 の効果をアウトプットすることを一つの目的にしている。
そこで、”アウトプットの容易性”という観点で
「何を読むか」の参考になるような話題を提供するために
アウトプット難易度毎に
どういった年代の人が読むと良いのかをまとめてみた。
※読書術に関連する幾つかの書籍を参考にまとまた
【アウトプットLevel】
 (簡単 1、2,3、4 、5 難しい)
Level1
:ネット情報、新聞、週刊誌等
⇒全年代(必要に応じて)
※話題にしやすい、即刻性がある
Level2
:基本的なスキルを身につけるノウハウ本・実用書
⇒入社22歳〜28歳の「見習いの時期」
⇒業務の正確性を重視
Level3
:仕事術、勉強法、経営戦略や企画の為の本
⇒29歳〜35歳の「役割探求の時期」
⇒自分に向いてる仕事のやり方や社会での役割を考える
Level4
:歴史本、自己啓発(生き方)、ビジネスモデルの抜本的構築の為の
⇒36歳〜42歳「次のステージへ向かう時期」
⇒プレーヤーからマネージャーへの以降時期
Level5
:自然科学、哲学、(いわゆる難しそうな本)、小説類
⇒全年代(定期的、意図的)
※物事の考え方や向き合い方の「知識ベース」を作る読書であって、 
 解りやすいアウトプットには繋がりづらい
年代はあくまで見安ではあるが、
私もできるだけバランスよく手に取るように心がけているし、
ここに挙げた「高レベル」の読書を経験しておくことで、
「低レベル」の読書が容易に、かつ効率的になることは実感している。
また、自身が難しいと感じるジャンルの本の場合には、
できるだけ具体的に書かれた「低レベル」の本から入って行くことで
理解が容易になる様な手応えも感じている。

解決したい問題が明らかであればLevel1でも解決できると思うし、
一方で、何となくモヤモヤした様な状態に効くのは
よりアウトプットLevelの高い読書なのかも知れない。
★行動のヒント
・アウトプットを意識して様々な本をバランスよく読みたい
・ 「バランス感」の指標の一つとして「アウトプットLevel」を意識した本の選択を推奨したい
最後までお読み頂きありがとうございました。
宮木俊明