夢を叶える、目標を達成する、目の前の問題を解決する。

目的は様々であっても、つまるところ
現実に手を加えるには何らかの”行動の変化”が必要となる。
行動を開始するには、
モチベーションを上げるための考え方、
具体的な計画の立て方(思いつきで開始する事を含め)、
やるべきこと、やめるべきこと、等々、
言及できる要素は多くあり、
様々な所で様々な方法が語られている。
例えば本であれば、
成功者が語る成功法則の本や、
「◯◯歳までにやておくべき◯◯」の様な本、
株やアフィリエイトのテクニック集ような本、
あるいは雑誌の特集等々がある。
しかし、この種の本を読んでも
上手くいかない人が圧倒的に多いと言われている。
この上手行かない原因は、主に以下の3つがある。
1. そもそも書かれているとおりに行動していない
2. 効果が出ることを急ぎすぎている
3. 相性が合っていない
一つ目はそもそも論外なのだと思いたいが、
どうやら圧倒的多数の読者に当てはまるらしく、
誰しも、実際の行動に結びつけるまでには幾つもハードルが有りそうだ。
(別の機会に自分なりのコツを書いてみたいと思う。)
二つ目は即効性を期待しすぎていて、
実は読書の効果を実感できるのは10年スパンだという意見すら有る。
(これらについても、また別の機会が有れば書いてみたいと思う。)
やや前置きが長くなったが、
この三つ目を解消できて、
更に、自分に合った本の種類だけでなく
「どういった行動が自分に合っているのだろうか?」
「わたしの強みはなんなのだろうか?」
という疑問を解消しつつ、
自分に合った問題解決・自己成長のガイドをしてくれる本が有る。


ロジャー・ハミルトン著 フォレスト出版
『才能は開ける-経済的自由を手にするための才能磨く4つのステップ』
は、
人の才能(周波数)を4つに分類し、それぞれの特徴を紹介する。
・ダイナモ -創造することが好き
・ブレイズ -人とつながる事が好き
・テンポ -人の役に立つことが好き
・スチール -詳細が好き

更に本書の特徴はこれを更に経済状態によって9つの階層に分類し、
そのうち最初の3つ(経済状況が良くない方)について掘り下げ、
具体的な行動計画のヒントを教えてくれる。

4つの周波数は生涯を通じて変わらないが、
9つの階層は一つづつ登っていく事ができる。
周波数別に登る為の方法が本書に書かれている。
(本書には自分の周波数と階層をチェックするテストも付いている)

成功法則で必ずしも成功が手に入らないのは
書いてあることが間違っている訳では無く、
周波数や経済状態のレベルによって
やるべき事が微妙に、時には全く異なるからだと
本書では説かれている。

世には「自分の好きなことやり続ければ成功出来る」といった
やや安易に捉えかねられないメッセージも多いが、
本書では、少なくともしっかり準備が出来るまでは
独立開業・起業の様なスタイルを必ずしも薦めていない。

例えば、スムーズに行動を始められる
効果的な理由付けは、
「自分のため」なのか?
「人と繋がるため」なのか?
「人の為に」なのか?
「システムの為」なのか?
それは周波数によって異なる。

自分の周波数に合ったモデルを構築することで
上手くいく可能性が飛躍的に上がる筈だ。

★行動のヒント
・強みを活かすには行動が周波数に合っているかどうかを確認
・周波数毎にその現状に合った効果的な行動ポイントがある

最後までお読み頂きありがとうございました。

宮木俊明