読書や実体験を通じて様々なインプットを得ていても、
人はその多くを忘れてしまう為、
そういった物がアウトプットに繋がる事は殆どないらしい。
“アウトプットにつながらないインプット”
心の栄養にはなるかも知れないし、潜在意識レベルで何らかの作用をする可能性もあるので
“意味が無い”と言い切ってしまうのはやり過ぎかもしれないが
もったいない事は間違いないだろう。
人は基本的に忘れるようにできている。
99%を忘れてしまう(もしくは思い出せなくなってしまう)という説もある。
かくいう私も、時間をかけて読んだのに
内容が殆ど頭に入っていない本が沢山ある。
この忘却のメカニズムに打ち勝ち、
インプットを記憶に定着させられる方法としては
例えば、以下の様な物があるという。
・短期間にアウトプットを重ねた場合
・情動が揺さぶられた場合
・ストーリーになっている場合
このうち、意図的に行動に移しやすいのは通常は一つ目。
つまり、インプットを記憶に定着させ
必要なタイミングで活用できる様な状態にするためには
インプット(知識、気付き等)を
出来るだけ早くアウトプットしておくことが重要と考えられる。
アウトプットの例としては
(1)書く
(2)人に話す
(3)仕事や生活の中で活用する
等が挙げられる。
多くのインプットが(2)や(3)に辿り着く前に
消滅してしまう事が想定されるため、
それまでの繋ぎ、第一歩として
まずは(1)に手を付けるかどうかが重要となる。
(1)(2)(3)全てのアウトプットができれば
そのインプットは少なくとも短期的には
自分の物として活用できたと言えそうだし、
価値のあるインプットができたと胸を張れるのではないだろうか。
お気づきの通り、このブログも私のアウトプットの一環として開始している。
★行動のヒント
アウトプットにつながらないインプットは意味がないので・・・
・予めアウトプットを意識してインプット(関連記事)
・インプットしたら意図的にアウトプット(関連記事)
最後までお読み頂きありがとうございました!
宮木俊明