2016年11月23日(水)10時より
茅場町〜水天宮付近の会議室にて
「デザイン思考」について、
関連書籍から短時間で効率よく知識を得る読書会と、
具体例を用いた実践ワークショップを
1日イベントとして開催した。
総勢7名により、 持ち寄った複数の関連書籍を読み解きつつ、
IDEOによる2日間ワークショップで学び
また業務の中での経験も交えたオリジナルメソッドを交えた
実践ワークショップを体験して頂きご好評のうちに終えることができた。
当日、午前の部はまず読書会。
概要をイントロダクションでお伝えし、
自己紹介や簡単なワークを経て、読書会がスタート。
「デザイン思考」に関連した書籍に対して、
質問を作り~答え探し~共有という3つのステップでの共創学習に取り組んだ。
「短時間で全部読んでいないのに、ホントに分かった気がする」
「他の人の質問や答えがとても参考になる」
「本が読みたくなった!!」
等々、とても多くの嬉しい声を聞かせて頂いた。
より興味をお持ち頂けたのか
午前中だけのご参加予定だった方も、
時間の許す範囲で午後の部にも参加したいとの
ありがたいお申し出も。
読書会の後は皆で昼食を食べ実践ワークショップへ。
参加者の1人に対して、全員が次々とインタビューを敢行し、
まずは、本音を炙りだす。
共感をベースに得られた「観察結果」をシェアし、
「How might we…」でお題を創り上げる。
続いては出来上がったお題に対してアイデアを出しまくり、
取捨選択〜統合化をしつつ徐々に収束させ、
「プロトタイプ」の原型までを共有しました。
「本当にイノベーティブなサービスが出てきましたね」
「面白いチームビルディングも体験できた」
「読書会で得た気付きが実践を通じて腹落ちしました」
等々、主催者冥利につきるありがたいコメントを多く頂けました。
終了後は、いつも通り懇親会へと。
大いに盛り上がり、
「ワークショップで出てきたこのアイデアを形にしたい」
と、
なんと、プロジェクトが立ち上がってまう結果に(笑)
ご参加頂いた素晴らしい皆様の積極的な実践に心から感謝したい。
☆☆ 主なアンケート結果 ☆☆
読書会で何をして、どのような事が得られるのかしりたかったのと、ワークショップを行うことで、今後行うプロジェクトの参考にしたいと思い、参加しました。
読書会は初めての参加でしたが、例をあげてから行ったのでやりやすかった。他の人の本の照会の仕方も勉強になった、そして短い時間での作業説明も解りやすくて良かった。
ワークショップは、動きもありながらで楽しかった。時間が経つにつれ、皆が一つのまとまっていく感じがした。(途中に休憩が有ると良いと思いました)
今後のプロジェクトへのプロトタイピングにも活かせそうです。
読書会は楽しく学べる!目からウロコですよ!
(H.K. さん)
「デザイン思考」が何か知りたいと思って申し込みました。
読書会では、本の取り合わせが良く、デザイン思考とその関連分野全体への足がかりが得られて良かった。
ワークショップでは、グループでプロセスを進める事、及びそのファシリテーションの両方について学べた。
テーマ設定の前後が大事。その細分化された進捗に気付ける様にしていきたい。
仕事、グループワークの両方に新しい視点が得られる。宮木講師は、蓄積を感じさせます!
(匿名希望)
企業風土改革にて、社員自らやりたいことをやり遂げるための思考プロセスを学ぶために参加しました。
デザイン思考とは何かを、自分の言葉で引き出すまでの読書会のアプローチがとても良かった。
ワークショップでは、リアルな事例を用いて、ヒアリングからプロトタイピングまで実践で体験できたのが良かったです。
プロジェクトチーム運営のヒントが得られました。
イノベーションを生み出す具体的なプロセスを体験出来るイベントです!
(ニックネーム:タジー さん)
デザインという言葉にひかれました。「形」ありきと思っていたデザインが「思考」というものになると。どの様な事になるのかが知りたかった。
読書会では、いつものように読んだことのない本を短時間で呼んだ気になったり、読みたい本が見つかったりと、とても楽しかったです。
ワークショップは、昼食後にうちとけた感じで入って行けたのがとても良かった。ヒアリング対象にも手を上げて、どうなることかと思っていたが、最後は思いもよらぬ結果になり、驚きでした!
できるだけいつも考えるようにしている、しかし、その考え方にも色々な方法があって、今日の「デザイン思考」はその中でも早く実践していきたい考え方になりました。
この読書会、食わず嫌いはダメです。ますは行くことです。本がキライ、読書がキライと思う人ほど是非です!
(黒羽雄二 さん)
デザイン思考を使って、イメージを形にするやり方を掴みたいと思っていました。
やんわりと、理解したかな?と若干の不安もありつつでしたが、実際に体験できたことで、プロセスをゆっくり掴めました!
アイデアが黙々と湧いて、つながったり形を変えながら、試作として1つのイメージに行き着いて、達成感がありました。
頭の中でもやもや考えるのではなく、人が集まって書き出したり、やんやと話をすることを省略しないようにした方が良いんだと思いました。
読んでなくても、本を1人で読むよりもいいことが沢山あるし、ワークもやると更に定着するよ!
(ニックネーム:まりまり さん)
★行動のヒント
・「人」にフォーカスする、それ以外は「ワク」であって、ますはとらない事
・右脳と左脳、それぞれのアプローチをバランスよく取り入れる為のDiversity
・デザインするものは色形でも仕組みでもなく「ストーリー」
最後までお読みい頂きありがとうございました。
宮木俊明
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