9月にソロ・避難小屋二泊で、
南アルプス(悪沢岳〜赤石岳)に行ってきた。

【コンセプト】
・南アルプスの南側の山域を初体験。
・2泊分の食料・寝具を自前で持ち込む。
・全工程、全荷物を持って歩く。

【懸念事項】
・ランニングで故障している足腰がどこまで持つか。

【アクシデント】
当初、前日入りで易老渡からの光岳〜聖岳を目指していたのだが、
前日の夕方、車を走らせている最中に、
目的地手前の林道でがけ崩れが発生した模様。

午前3時頃、目的地駐車場の手前で道路が封鎖されていて立ち往生。

5時まで「ふて寝」をした後に、
急遽、鳥倉林道を起点にすべく、車で100Km程移動することにした。

【行程】

初日:
鳥倉林道駐車場(7:40)〜三伏峠小屋(9:55)〜小河内岳(11:45)〜高山避難小屋(14:30)〜中岳避難小屋(16:45)

2日目:
中岳避難小屋(5:45)〜悪沢岳(6:25)〜荒川小屋(7:45)〜赤石岳(10:00)〜荒川小屋(11:45)〜高山避難小屋(16:30)

3日目:
高山避難小屋(6:00)〜小河内岳(8:10)〜三伏峠小屋(9:40)〜鳥倉林道駐車場(11:40)

【感想】
・やっぱり山は素晴らしい!
・特に南アルプスは雄大である。連なっているようでいて、ひとつひとつの山が大きい。
・かなりボロボロではあったものの、不安視していたランニングによる故障箇所は大丈夫だった。
・出会う人々が皆、本格的な登山家と思しき「玄人」が多かった。

【謝辞】
高山避難小屋で楽しく過ごさせて頂いた方々:
・外国人男性2名と日本人女性1名というパーティ(雪山で滑落した「生きている人」に初めて会った)
・北海道出身、東京在住の男性ソロ(東京からバイクで鳥山林道を走破してから山に登る強者)
・北海道出身、バックカントリースキーヤーの男性ソロ(「雪山」っていうだけでビビっている僕を許して下さい)

★行動のヒント
・事前の情報収集、天候や登山道等の現場の状況だけでなく、そこに至るまでの道のりにつても
・行程の柔軟性は体力だけでなく、装備や備品にも依存する。つまり、柔軟な計画は、装備や備品の準備から始まっている。
・現場で出会う人との挨拶は、貴重な情報収集収集源の始まり。

最後までお読み頂きありがとうございました。

宮木俊明